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特集!いま注目の自然素材マンションリフォームとは

このカテゴリーでは、注目が高まる自然素材マンションのメリットや事例などを紹介しています。

「自然素材マンション」とは?

1990年代に「シックハウス症候群」という言葉が流行ったことは、皆さんの記憶にも新しいところかと思います。あらためてご説明すると、シックハウス症候群というのは、住宅の建材などに含まれる化学物質が引き起こす健康障害のこと。

建材などに含まれる量こそ、たとえ微量なものであったとしても、長期にわたって吸い続けることで、頭痛、筋肉痛、関節痛、微熱、不眠、集中力の低下など、さまざまな症状を引き起こす原因となることが明らかになっています。

そうした、化学物質を含んだ建材・素材に対する一種のアンチテーゼとして生まれたのが「自然素材」です。

自然素材の具体例についてはのちほど詳しくご紹介するとして、ここでは「自然素材マンション」についてもう少し詳しく見ていくことにしましょう。「自然素材マンション」というのは文字どおり、自然素材を使ったマンションのことなのですが、実はそれだけにとどまりません。

建材・素材に、単に自然素材を用いるだけでなく、たとえば設計等の面でも自然(光、風、緑、水)のチカラを最大限に活用して快適性を追求する、これもまた「自然素材マンション」の特徴なのです。

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【自然素材を使ったマンション事例】をチェック

「自然素材マンション」に力を入れている、とあるリフォーム・リノベーション会社では「冬は光を入れ、夏は逃がすことで温度の調節を図る」「風の通り道を確保することで、夏でも涼しくする」「湿度をコントロールすることで体感温度を快適にする」「緑によって日差しを遮蔽し、室温の上昇を抑える」といった取り組みをしているようです。

快適なライフスタイルを実現する「自然素材マンション」。しかし、、、

健康に良い自然素材を使い、さらには自然のチカラを活かすことで快適性を追求する。良いことずくめのように思われる「自然素材マンション」ですが、その一方で、あまり普及していないという実態もあります。

その理由は単純で、まずは、工場で大量生産される新建材と比べて自然素材の価格が高いから(耐久性に優れた自然素材は修理・修繕の必要性も少なく、長期的に見ればむしろローコストではあるのですが…)。そして、扱いが難しいため、施工業者の側が導入に二の足を踏むといったケースもあるようです。

なぜ自然素材を使ったマンションが少ないのか?
理由をまとめました

それでも、先ほどご紹介したリフォーム・リノベーション会社のように「自然素材マンション」に力を入れる会社は少しずつ増えてきています。

住宅に対して、快適性、健康、安全が強く求められる風潮を受けて、「自然素材マンション」に対する注目・人気が今後ますます高まっていくことは間違いないと思います。

「自然素材」の一部を大紹介!

皆さんがイメージする「自然素材」とは、どのようなものでしょうか?ここでは「自然素材」の一部を紹介します。

自然素材の代表格、無垢材

おそらく真っ先に思い浮かぶのは「木」だと思いますが、マンションのリフォーム・リノベーションには、木以外にもさまざまな自然素材が使われています。ここでは、その一部をご紹介していきたいと思います。

まずは、自然素材の代表格と言えばやはり何と言っても木、そのなかでも無垢材が挙げられるでしょう。

「無垢材は呼吸をする」と言われるように、高い調湿効果をそなえている点が大きな特徴で、コンクリートと比べて保湿性や断熱性に優れている。そのため、夏は涼しく冬は暖かい快適な空間を、住む人にもたらしてくれます。

ただし、木であれば何でも良いというわけではありません。

接着剤でくっつけた合板では、無垢材のような高い調湿効果が望めないのはもとより、たとえ無垢材であったとしても含水率が高すぎるものは、木材を腐らせる腐朽菌を繁殖させる温床になりかねないので注意が必要です。

省エネなどの効果も持つ珪藻土

木と並んで、自然素材の双璧をなすのが「土」です。木が柱や床などに多く用いられるのに対して、土は「塗り壁」といった形で、主に壁に用いられます。

塗り壁用の土と言えば、かつては漆喰が主流でしたが、現在人気を集めているのは珪藻土です。その名のとおり、藻の一種である珪藻が固まってできた堆積岩のことで、もちろん100%自然由来。高い調湿効果、消臭効果、耐火効果、自浄効果、遠赤外線効果、省エネ効果などを持つ珪藻土は、まさに住宅にはうってつけの自然素材と言えます。

自然素材について、ここまでは素材の「種類」に着目して見てきましたが、少し目線を変えて「用途」という観点からも見ておくことにしましょう。

まず、床に用いられる自然素材としては、冒頭でご紹介した無垢材のフローリングのほかに、抗菌性に優れたリノリウムがあります。また、い草の畳やヒノキのすのこなども、自然素材の床の範疇に入れても良いかと思います。

一方、壁に関しては先ほど珪藻土をご紹介しましたが、そのほかにも、調湿効果・消臭効果に優れた竹炭を用いた壁紙や、セルロースを織った天然の壁紙などもあります。

最後に、たとえ床や壁をつくる素材は自然のものであったとしても、それをくっつける接着剤がそうでなければ何の意味もありません。事実、接着剤に含まれる化学物質がシックハウス症候群の原因となっているケースも少なくありません。

リフォーム・リノベーションによって自然素材のマンションを実現させていくうえでは、建材はもとより接着剤等にも広く目配りする必要があるでしょう。

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